2006/08/17 10:52:00
お盆で都会がスイスイ、がら空き状態、人が少ない、
車が少ないとはこんなに快適かと仕事を久しぶりに
楽しんでいたら例の突然の停電パニック。
原因は高圧線ケーブルにクレーンが触れて損傷したとの事。
都会での社会生活は脆いもので、ただこれだけで東京、神奈川の
半日は騒然としてました。
これでは高圧線鉄塔をあちこちで4〜5本倒壊させる地震や台風、
はたまた都市ゲリラでも発生したらどうなるんでしょう。
災害は忘れたことにやってくる。
しかしいつ来るか判らない、自分が生きているうちには来ないかも
知れない異常事態を想定して日々生活することは意味が無いこと
かも知れませんが。
でもせめて電気、ガス、水道のない生活を3日間は過ごせるくらいの
準備、日頃の知恵は必要かと。
いざという時、考えていたかいないかでは大きな差が出ます。
3日間ももてば後は日本の他地区、世界中の誰かが助けに来てくれると
信じて。
根本の根本の社会生活でベースとなるインフラは電気、ガス、水道
でしょうか。
しかし今、新たな脅威として通信もあげれます。
通信、特にコンピュータ通信は社会活動、経済活動の大きな柱です。
銀行ATM、株取引、航空管制、電力制御、列車運行、交通管制など
上げたらきりが無いほどです。
通信ケーブル切断による通信不能、ウィルス蔓延による通信異常は
世界を巻き込んだんだパニックを引き起こしかねません。
まあ人の物理的な生死にかかわる話ではありませんが経済的損失は
想像できる範疇ではないでしょう。
ところで停電の話に戻りますが、昔はよく停電しました。
幼いころ、1960年代でしょうか、私の田舎では雨が降っては、
風が吹いては、カラスが停まっては、凧が絡んではと停電しました。
電気製品も少なく、「あっ、停電だ」で仕舞い慣れたろうそくを
取り出して終わりです。
しかし暗闇の中だから実感できる、おばぁちゃんの昔話のおもしろさ、
浮かび上がる親父の顔の頼もしさ、何でもないようなおふくろの機敏な動き、
不安げな弟を守らねばの私の気持ち、家族のみんなが見えてきます。
そして家族の一体感を感じるときです。
家族の絆を強めたい方、「停電の日」を月に1度は演出することも
効果的と思います。
2006/08/09 11:51:00
ITシステムは大きくハードウェア、ソフトウェア、情報、
通信インフラの4種に分類でき、おのおのの詳細については前々回、
紹介した通りです。
これらについての透明化を私なりに検討してみます。
今回はハードウェアです。
ハードウェアは人間のボディ(体)に相当します。
体には脳があり、手足がありといったことと同様にハードも、
プロセッサ、ストレージ、入出力制御装置、通信装置など
で構成されています。
ハード自身は高度に標準化され品質も安定、保証されている部品の
集合体ですので素子、回路構造など中味まで言及してその内容云々まで
言及する透明化は必要ありません。
システム化に当たっての重要な要素は数あるベンダ、メーカさらにモデル
の中からどの機種を選ぶかになります。
車で言えばトヨタ、日産、ホンダにするか、トヨタの中でもカローラか
セルシオかはたまたワゴンタイプか4駆かといった具合です。
ITシステムにもそれが存在すべき目的があります。
その目的に見合ったハードウェアを選ぶ必要があります。
この時のハードウェアの選定理由を明確にしておくことが
私たちの目指すハードウェアの透明化に結びつきます。
ここではハードウェアの主体になるコンピュータ本体及び
メモリストレージについて触れておきます。
(1)コンピュータ本体選定
CPU仕様(IntelならCeleronかPentiumか、AMDなど)
クロック周波数(命令を実行する速度)、キャシュ方式、CPUの数など
基本性能、仕様を見比べて構築するシステムに最適なコンピュータを
選定します
通常はシステムに求められる応答時間、単位時間当たりの平均ロード(負荷)
ピーク時のロードなどが考慮されます。
もちろんどれだけの予算かも重要なファクターです。
まあ、力仕事で若くてばりばり元気な人は仕事は早いが金がかかる、
年寄りを使えば安いが仕事が遅い、どちらを何人雇えば最適な
コストパフォーマンスが得られるか・・・これと同じです。
(2)ストレージ選定
情報やプログラムを記憶、保管しておくためのメインメモリやHDDの
容量を決めることです。
大きければ大きいほど多くの情報、プログラムを格納できます。
ITシステムが稼動し運用することでどれだけの情報が蓄積されていくかで
決定します。例えば物をネットで販売するeコマースでは、
販売品目数及び諸元、購入する利用者数(会員数)、購入履歴などを
保管します。これらの情報量がどれだけかを事前に想定して容量を決める
ことになります。
情報によっては非常に厳密なセキュリティ対策を施すものもあり、
バックアップ用メモリー、2重化用メモリーが必要になります。
メモリーは安くなったとは言え高価のものですからシステム規模に
見合った容量計算が必要になります。
当然、システムの成長に併せて増設していくことも可能ですが
コンピュータのモデルによっては限界があるので注意が必要です。
これ以外にもプリンタ、、ディスプレイ、通信機器(ルータなど)の
選定も必要になりますが基本仕様はどのメーカでも標準化されており
あまり問題にならないと思います。
次回はソフトウェアの透明化について考えて見ます。
2006/08/04 14:46:00
先日久しぶりに10年来の友人と飲み交わしました。
私のブログを見ているとのこと。
それできついコメントが3点ほど。
①一回あたり長すぎる、ブログは一画面で収まるくらいが
ちょうど良い。
②テーマが小難しいITとギャンブル話だけじゃないか。
もっと日常的な「徒然草」てきな書き方はできないのか。
③それに何だ「空、高く」の人を見下したようなタイトルは。
顧客企業をITを通して「礎」として永遠に支えるなら
もっと謙虚に「地を這って」や「地、深く」にしろ。
とにかく「空」でなく「地」だ。
まあ要約するとこんな感じです。
内容はおもしろいと評価しているみたいでしたがこの批評は思い
当たるだけに私なりの見解を。
まずは長いこと。これは自分でも嫌になるくらいです。
まあ一応、会社の代表で世間の目にさらす文章ですから
テーマを決め、起承転結のストーリーを組み立てます。
それに肉付けしていくとあっという間にどんどん長くなります。
・・・もうこの辺で一画面でしょうか、まだまだ書きたいことが・・・
私なりに10冊前後の本出版、月刊誌への2年間の連載なども
経験してはいるのですが。
なにしろ分量で稼ぐ的なコンピュータシステムのドキュメントを
30年近く書き続けている圧倒的な習慣が体に染み付いてるかも
しれません。
徐々に簡潔化、10〜20行くらいで収めるよう訓練してみますが
当分はこの長文にお付き合いください。
次にテーマ。まだ始めたばかりと弁解させていただきますが確かに、
仕事に関するITの話とギャンブル関係は話のネタは尽きません。
これらは筆が進むのでベースにしますが、いずれ大好きなゴルフ、
それに私はまだまだその年ではありませんがなぜか参加している
「還暦少年団」なる定年、退官なされたエライ人たちの活動的な
「群れ」を紹介します。
最後に空か地か。我が社の存在するところはどちらか。
これは主体論、我社サイドからもの申せば全てを包み生命の原点の
空としてのプライド、顧客サイドから見ればしっかりと企業を支え
てくれる地の存在であれば良いと考えます。
このブログは会社ホームページの一環で会社サイド、
それで「空」でお許しください。
ただブログの名前に空とネーミングしたのは決して、
「空、くう、何も無い」の意味ではないので念のため。
この空、地さらに天、星、月、日、朝、夜、丘、巌など私たちが
日常で何気なく使用する文字を解説した本に、
「文字の風景」(文:荒井和生、写真:野呂希一、青菁社)
があります。
この本はお勧めです。
文字の持つ深みを論理的に解説さらに叙情的な文章と写真が
あいまって文字のその先に生命、大自然が浮かび上がってきます。
日本語の文字の美しさ、この文字を手にした先人の知恵に敬服です。
今回も長くなりました。
2006/08/02 17:38:00
雨が続けばく早く晴れれば良いと思いながらもこうも暑いと
あの雨が恋しくなります。身勝手なものです。
当社は8F建てビルの4フロアを占拠していますがその内1フロアの
冷房装置が故障状態でそこの部門の技術者は大変な思いをしています。
この部門はオープンソースのプロダクト部門で8月8日のセミナー
に向けてその準備が佳境に入っています。
http://www.timedia.co.jp/news/5363189322
深夜までの作業が続く中大変でしょうが
「押し寄せる仕事の大波にもうだる暑さにも負けず」
頑張ってください。
さて今回はシステムライフソリューション実践講座(2)と言うことで
「システムの透明化」について述べたいと思います。
私のこのブログはIT業界以外の方も見ているとの事で多少やさしく、
判り易く行きます。
こんなこと当たり前のIT関係者はゴメンなさい。
まづはITシステムはどんな物で構成されているのでしょうか。
大きくハードウェア、ソフトウェア、情報、通信インフラの4種に
分類できます。
そのおのおのについて「透明化」とはどんな事かを考えねばなりません。
その前にその中味を解説しておきましょう。
(1)ハードウェア
皆さんの持つパソコン(クライアントPC)、大量の情報やプログラムを
保持しているサーバコンピュータ及びそれらの中に組み込まれているメモリ、
ハードデスクなど機械そのもののメカニカルなものを指します。
人間で言えば手。足、頭などボディそのものに相当します。
IBM、HP、DELL、アップル、NEC、東芝、日立など
いわゆるハードメーカが提供しています。
最近はほとんどそうですがインターネットなどネットワーク通信が必要なら
CISCOなどが提供するルータなどのハードウェアも必要になります。
(2)ソフトウェア
ITシステムはハードウェアだけではダダの高価な粗大ごみです。
どう動けばいいかのプログラムが必要になります。
例えばメール送信の仕事をシステムにやらせるとすれば
・宛先を入力させる
・タイトルを入力させる
・本文を入力させる
・送信する
のプログラムが必要になります。
プログラムはコンピュータが理解できる言語(C、JAVAなど)で作成
します。このプログラムは人間が一つ一つを作り上げます。
それを仕事にしているのがプログラマーです。
当社にも60人以上のプログラマがいます。
システムには多くの何種類ものプログラムが存在します。
これらプログラムを総称してソフトウェアと呼んでいます。
ではソフトウェアはどのように分類できるでしょう。
私は大きく3つに分類します。
①基本ソフトウェア
オペレーティングシステムとも呼ばれます。
人間で言えば食べる、寝る、手足を動かす、熱かったら手を離すなど
もともと備えるべき基本的な機能のためのプログラムです。
人間は生まれながらにして備わっていますがITシステムでは
プログラムとしてハードウェアに入れ込む必要があります。
マイクロソフト社のWINDOWS、サンマイクロ社のUNIX、
オープンソースのLINUXとなどのソフトウェアが相当します。
②データベース(DB)ソフトウェア
情報を記憶し取り出す部分です。コンピュータを計算機と呼ぶより
情報処理装置と言われように情報の管理が重要です。
例えばネットで物を販売するeコマースシステムでは品名、価格、売上げ、
購入者、在庫、など数千種類の情報が何百万件も存在します。
このようにITシステムには多くの様々な情報が行き交います。
この情報を安全に且つ高速にそして高度にハードディスクに管理しているのが
データベースソフトウェアです。
オラクル社のORACLE、マイクロソフト社のSQLサーバ、
オープンソースのMySQLなどがあります。
③アプリケーションソフトウェア
①、②はITシステムにとって基本的な機能を実現するためのソフトウェア
で人間でいえば飲み、食い、寝る、話せる、記憶できる、歩けるの当たり前の
部分です。
本来の目的、物を売る、オークションする、情報を発信する、
経理業務をするなどITシステムに課すべき仕事はアプリケーション
ソフトウェア(別名:業務ソフトウェア)として一つ一つプログラムを
製作する必要があります。この業務ソフトウェアも良く使われる標準的な
物はパッケージ製品としてすでにプログラムされたものが販売されています。
例えばワープロソフト、経理ソフト、スケジュール管理ソフトなどです。
しかしほとんどはお客様の事情を反映させて手作りするケースがほとんど
す。それがソフトウェア開発会社です。
(3)情報
ハードウェア、ソフトウェアに続いてITシステムを構成する重要な
要素として情報(データ)があります。
言い換えればITシステムの働き、動きとは情報に対して入力、編集、加工、
計算、蓄積、集計、出力の流れを高速に正確に実現することです。
余談ですが情報とコンテンツの違いはなんでしょう。
情報は原則、数字や文字で表現されるものです。電話帳は情報ですが絵や写真、
音楽は表現そのものが数字、文字で無いのでコンテンツの類です。
このコンテンツを数字化したのがデジタルコンテンツでコンピュータに入れ込む
事が可能になります。このデジタルコンテンツ技術が飛躍的に向上したこと
によりITシステムの利用裾野が大きく広がりました。
それに伴いこの「情報」の量、質が高度になっています。
システムの保有する「情報」の価値が高まりネット社会で広く運用される
につれ個人情報保護、著作権など今までのシステムには考えられなかった
「情報自身のセキュリティ」の対応が必要になってます。
(4)通信インフラ
ハード、ソフトそして情報があればシステムは完成します。
しかしこれはスタンドアロン型と呼ばれネットワーク化されてない
システムです。20年前はほとんどこれでした。
皆さんが始めてパソコンを購入しワープロをしたりゲームを楽しんだり
帳簿などをつけているようなものです。
しかし現代はそのほとんどがインターネットなどによる他のシステム
との通信を前提としたシステムづくりになります。
その為の通信回線や通信プロバイダの選定と契約が必要です。
振り返ればこの電気通信技術と情報処理技術の融合は画期的でITシステムに
とってエポックメーキングな出来事です。
人間社会にたとえるなら人、物、情報が移動する交通手段、郵便制度がどれだけ
有効かを考ええるまでも無いことです。
これがが無ければ経済も政治も観光も分業も何もかも成立しません。
家族単位で食べ物をを得るだけの原始社会です。
(別にこれでも良かったかも・・)。
相当長くなりましたがITシステムの中味を私なりの視点で
分析してみました
よくよく考えれば人間、人間社会の数千年、数千万年かけてきた進化と
ITシステムの進化はよく似ています。
最初はボディ(ハード)で飲み、食い、寝るの本能的な動き、
その後、知恵(ソフト)を働かせながらの狩猟、耕作、
さらに情報を生かしての効率化、再生産、組織化
そして物流手段(ネットワーク)を得ての高度な分業による
経済社会の確立。
しかしITシステムはこの進化を数十年で成し遂げています。
人間にあってITシステムに足り無いのは、
そう「愛する心」と「創造する力」そして「怠ける」ことですかね。
次回はこのシステムを構成するハード、ソフト、情報、通信インフラの
おのおのについて「透明性」の意味することを言及してみます。
なんか壮大なテーマになって来ました。