2007/06/29 12:00:00
私の先輩でもあり友人でもある会社役員の方が定年を迎え
東京から島根の実家へと徒歩で帰省する宣言をしました。
このM氏、確かに体はつきは筋肉もりもりよりはマラソン選手
に近いスレンダーではありますが・・何を無茶な・・が
私の最初の感想でその旨飲み会で伝えました。
しかし意思は固く7月2日に日本橋を出発するそうです。
目的地は島根県浜田市で到着予定は8月8日、38日間をかけての
はるか1000Km徒歩の旅です。
予定コースは、
東海道を下って横浜−箱根−静岡−浜松− 名古屋−関ヶ原−
長浜(琵琶湖の北側)−京都府舞鶴−日本海側9号線−鳥取−米子−
出雲−浜田市金城町のホームまでです。
私が思うに、
当然ビジネスの世界で長い間、生産性だ、効率化だ、利益だ、さらに
顧客満足だ、人間関係だと戦ってきた人ですから全てから開放された今、
まずは何をしたいか・・・自問自答、
その結果が何も背負う事の無い、自分の足だけの1000Km徒歩の旅。
それも鮭の回帰よろしく自分の生まれた故郷へ。
といった感じでしょうか。
若者に見られるこれからの将来を見つめるための世界放浪の旅とは
また違った趣があり考えさせられます。
自分も日本橋から宮城県へ・・・それは10年後に考えます。
M氏から途中リポートが入る予定ですので楽しみにしてて下さい。
2007/06/26 18:00:00
多忙を極め更新に間が空いてしまいました。
さて6月13、14、15日と幕張メッセで2007年INTEROPが
開催されました。
当社は昨年に続き今年もブースを構え展示参加しました。
しかもブースの大きさは昨年の1.5倍、総額費用も1.5倍でしたが
おかげ様で集客数は昨年の3.5倍の2300名余りでまあ大成功で
しょうか。
後はこのお客様をどう商売に結びつけるかです。
主たる展示、プレゼン製品は以下の通りです。
・KabayakiBOX For DELL
http://box.kabayaki.jp/
・CMS「幕の内」
http://box.kabayaki.jp/
・イシュートラッキングシステム「グルット」
http://www.timedia.co.jp/gurutaw/index.html
中には、すぐ導入してみたい、販社になりたい、自社製品との
コラボレーションを考えたいなどうれしい話もありました。
ブースのつくりといえば純和風、雰囲気は江戸風俗、浮世絵を
おもい浮かべます。さらにパンフが蒲焼きに幕の内弁当、回転寿司
なんか元禄時代の高級料亭に招かれた気分でした。
これ相当目立ったみたいで訪問者が引きをきらない様子でした。
訪問くださった方、有り難うございました。
今週より毎週水曜日の17時〜19時までKabayakiBOXを
中心とした弊社商品紹介セミナーを毎週開催します。
是非一度足を運んでください。
2007/06/13 12:00:00
ITソリューション、ここではシステム開発請負、がどうして
リスキーか、苦労が報われないかの話を引き続き検討してみましょう。
1.営業活動のリードタイムが長い
2.新規顧客開拓のほとんどはコンペ
3.生産性、品質が人により大きなバラツキがある
この3点については前回のブログで述べてあります。
今回はこの続きです。
4.仕様変更/追加なのか要件定義ミスかの判別がつきにくい
システム開発過程において必ず発生し問題化されるのは仕様の見解の
相違。お客様は発注の範疇、請負側は仕様変更もしくは追加、
これでもめる。双方共に費用がかさむ話であり調整に手間取る。
不運なのはこの仕様の食い違いがシステム稼動後に出ること。
この仕様の違いをどうにかしないとシステムは運用し難い。
お金、人のアサインなど無視して最優先で対処するしかない。
要件定義書や契約書に全てが盛り込まれていれば問題は無いのだが
何が起こるかを全て予測して書面にしておくのは不可能、
必ず「言った、言わない」「メールで指示した、受けてない」
の論争に発展する。
当社ではプロジェクト運営に課題管理システム「グルット」使用を義務
づけています。
「グルット」:ITS(イシュートラッキングシステム)
http://www.timedia.co.jp/gurutaw/index.html
お客様も含めてすべての通達、要望あらゆるコミュニケーションは
この「グルット」で管理します。全ての課題の進捗が把握でき、履歴も
追跡できるこのシステムはお客様にも好評でトラブルがほとんど出なく
なりました。低価格で販売しておりますし無償版もありますので
皆様もご利用下さい。
5.仕事がコンスタントでなく要員のアサインに苦慮する
これも世の中よくある話と言ってしまえばそれまでですが、
とかく社全体が多忙な時を狙っていろんな仕事が舞い込み、
暇な時は何も声がかからない。
社員の確保をミスると多忙なときは仕事をこなせず、
暇な時は重荷にという最悪の状況が生まれる。
だからSIベンダの多くは下請け対策で要員を調整したり派遣で
コンスタントな収入を確保する戦略に走りがちになる。
6.オフショア開発の脅威
中国、インドにかぎらず最近ではフィリピンやベトナムも世界の
ソフトウェア開発工場を自認し始めている。
自ら推進してきたネット社会で自分の首を絞めるこの矛盾、皮肉。
距離や時間、言語の壁を乗り越えてソフトウェアを開発できる時代が
到来している。
品質、納期に問題が無ければ低コストに流れるのは自然である。
上流工程は残るにしてもソフト開発の仕事が日本に無くなる・・・。
幸い我々は変化の激しいWEB情報系のシステムに特化した
システムライフソリューションを展開しているのでまともには
その波を被っては無いが将来まで保証するものではない。
世界に通用する我社だけのソリューションモデル、フレームワーク、
製品などが重要となる。
今週はINTEROPウィーク、この手の製品を発表しています。
是非、見に来てください。
いずれにしても、システム開発、構築はどんなに緻密に見積もり、
予算編成しても・・終わってなんぼ。
プロジェクト採算は結果論的な把握となってしまう。
これが一番の問題か。
2007/06/09 11:00:00
ソフトウェアの請負システム開発は採算が悪くリスクも高い、
それでどんな手を打つか。
「果報は寝て待てない」のシリーズ連載で今まで3回に渡り
その解決法を私なりに話してきました。
友人から経営的視点からのITソリューションのリスク、課題なりを
具体的に教えて欲しいとの要望がありましたので私なりにまとめてみます。
1.営業活動のリードタイムが長い
とにかく今までの仕事の流れで発注がほぼ確でも金額、納期、機能などの
要件が決まらず、客先都合で延び延び、決定までに時間がかかる。
担当技術者のキープは必須でありその待機はアイドル期間になる。
2.新規顧客開拓のほとんどはコンペ
エンドとの直取引、特に新規顧客は企画提案をベースとしたコンペ参加
で始まる。当然上場もしてない名も無き当社は苦しい戦いを強いられる。
お客様側担当者の贔屓があっても役員レベルではねられたケースは数限り
ない。コンペのための企画提案書づくりも相当な時間を要しそのための
営業部門、技術部門の人的アサインも大変である。さらにコンペ勝利した
際に備えてのプロジェクト技術要員の確保も必要になる。
万全の準備をして待ったあげく、
「最終2社に残りましたが今回は残念ながら・・・・・」
それまでに要した人的、金銭的投資は無駄になり、要員計画も再調整が
必要になる。
それでもめげる事無くモチベーション高く、会社を維持し続けなければ
ならない。
これ結構つらい・・・・
でもなんやかんやと当社へのコンペ参加要請が増えてきている。
最近、某TV局、某大手生命保険会社のコンペで2連勝しているのは喜ばしい。
3.生産性、品質が人により大きなバラツキがある
この様に苦労して受注して良かった、良かったで金が入るわけではない。
それからが本番でソリューション、いわゆるシステムをつくらねばならない。
これがまた大変、特にプロジェクト編成。
技術、業務経験などを参考にしながら選抜しつつもその時点での
空きアサイン状況を優先せざるを得ない。
結果として不本意なメンバー編成、これで地雷を踏んでしまうことも多い。
生産性の悪さで納期遅れ、品質の悪さで出戻り作業の連続、費用がどんどん
かさみしかも客先の信頼を失う事になる。
プロジェクトは真っ赤かしかもお客様から怒られる。
最悪のパターンである。
ソフトは人、人、人・・・・
なるだけ属人性をなくすため体系的なレビュー、開発手法の工夫、さらに
フレームワーク化を推進するも人の技量の良し悪しのウェイトは大きい。
ポテンシャルの高い人材の確保と教育はまさに重要である。
次に以下の項目が考えられますが、続きは次回ブログで、
4.仕様変更/追加なのか要件定義ミスかの判別がつきにくい
5.仕事がコンスタントでなく要員のアサインに苦慮する