2022年11月18日に発売された月刊誌『Software Design』（技術評論社） 2022年12月号に、当社社員、藤原 博文の寄稿記事が掲載されました。
「 Pythonをもっと速く! Cythonでプログラム高速化」特集内にて、人気プログラミング言語であるPythonのプログラムをC/C++に変換して処理を高速化するCythonについて、基本から実践例まで解説しています。
サンプルの Pythonプログラムを例に、実際にプログラムを手元で見ながら高速化を体験することが可能となっています。
Software Designについて
OSとネットワーク、IT環境を支えるエンジニアの総合誌
Software Design：https://gihyo.jp/magazine/SD/
Software Design 2022年12月号：https://gihyo.jp/magazine/SD/archive/2022/202212
数あるプログラミング言語の中でも圧倒的な人気を誇るPython。数多くのライブラリがそろっていて短いコードでプログラムを書くことができ、初心者から上級者までたくさんの人に利用されています。しかし、Python の弱点として「処理の遅さ」が挙げられます。複雑なプログラムや大量のデータ処理が必要なプログラムでは、C 言語などと比べると実用的ではないと思われがちです。
そこで本特集では、Python のプログラムをC/C++に変換して処理を高速化するCythonについて、基本から実践例まで解説します。サンプルの Pythonプログラムを例に、少しずつCython 化していくことで 100 倍速、1,000 倍速の処理を実現していきます。実際にプログラムを手元で見ながら高速化を体験してみましょう。最後には、Raspberry Piを使ったスパコンにも挑戦します。
| 書籍情報 | |
|---|---|
| 書名 | 『Software Design 2022年12月号』 |
| 技術評論社 | |
| 2022年11月18日 | |
| 価格 | 1,342円（税込） |
また、タイムインターメディアでは技術者ブログにてCythonに関する記事を多数公開しておりますので、併せてご覧ください。
技術者ブログ
- Cython(0) どんな言語だろう？
- Cython(1) まず動かしてみよう
- Cython(2) 実行時間の比較をしたけれど
- Cython(3) 型宣言をしてみる
- Cython(4) 円周率の計算
- Cython(5) 円周率の計算速度をCと比較
- Cython(6) コンパイルでできたCのコード
- Cython(7) 素数のリストを求める
- Cython(8) 素数配列を作り、素数リストを返す
- Cython(9) Pythonの拡張モジュールをCで作る方法
- Cython(10) for-else, while-else構文
- Cython(11) Julia集合(フラクタル画像)作成
- Cython(12) Julia集合のCython化で型だけ指定
- Cython(13) マルチスレッド
- Cython(14) Julia集合を動画にする
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