2024年度入社式レポート!


2024年 04月 22日

こんにちは!TIM人事部の上田です!

4月……=入社式の時期!!!

ということで今回は、2024年の入社式の様子をお届けします!

当日は天気も良く、まさに新たな門出に相応しい一日でした!

おそらく全国的にこの日に入社式を執り行った企業が多かったからだと思いますが、若干電車が遅れていたり、乗り換え先の駅では入場制限が行われていたりと……朝から交通トラブルも多く、「初めて乗る路線だろうし、新入社員たちは無事会場に到着できるだろうか……」とハラハラしながら待機していたので、お二人の姿が見えた時は内心とてもホッとしました。

そして無事参列者の皆様も揃い、今年も定刻通りの挙行となりました!

まずは大矢社長からのお話です!

代表取締役社長 大矢:

「数年前のコロナ禍より、弊社はリモートワークの積極導入に踏み切りました。その過程で、オフィスの省エネ化を図り、現在東京本社は1フロアのみの非常にコンパクトな拠点となっています。

そうした背景もあり、以前の入社式は本社の大会議室で実施しておりましたが、数年前からはこのグループ会社の会場を借りて開催しています。今後入社して仕事をしていく中で、接点を感じる機会はまだ少ないかもしれませんが、弊社もこの「バーチャレクス・ホールディングス」グループを構成する一員です。折角なので、この機会に一度足を運んでもらい、実情を見てほしかったという考えもありました。

前置きが長くなりましたが、改めまして、入社おめでとうございます。 今では星の数ほど存在するIT企業の中で、弊社を選んでいただいたことを嬉しく思います。

今日から皆さんは、プロのIT技術者になります。文字通り、今後はプログラミングを専門の仕事とし、それで生活を築いていってもらいたいです。
私自身、この業界に入って随分と長い月日が経ちます。毎年入社式の際に必ずさせていただいている話でもあるのですが、この場を借りて、今日は「プロのIT技術者に必要なスキルは何か?」ということについて触れたいと思います。

まずは一つ目。もしかしたらこれは当たり前のことだろうと思われるかもしれませんが、「コミュニケーション」ですね。
プログラムを書く仕事において、人によっては「コミュニケーションなんて必要ないだろう」と思われることがあるようなのですが、私は「少し違うな」と思っています。
というのも、システム開発のプロジェクトは、決して1人で進行できるようなものではないからです。現在のTIMでは年間100前後のプロジェクトが進行しており、その規模感にもよりますが、大体営業、マネージャー、リードエンジニア、エンジニア達……様々なポジションの人たちが複数人携わって、一つの開発プロジェクトを成功に導こうと日夜努力しています。

また、自分に任されたタスクだけを我武者羅にこなしても、それでシステムが完成する訳ではありません。ひとつのシステムを作る上では、きちんとチームメンバー全員が「共通の認識」を持っている必要があるからです。たとえ良かれと思ってやったことでも、その「共通の認識」を勝手に飛び越えたものを作成してしまうと、後から修正しなければならなくなり、更にタスクが追加されるという、あまり嬉しくない結果に繋がってしまいます。

では、その「共通の認識」とは何か?分かりやすいものは、クライアントと一緒に作成した「要件定義書」などが挙げられます。ただ、こうしたきちんとした書類であっても、たまに齟齬が発生します。直接クライアントと接した定義書の書き手と、間接的にそれを受け取っただけ(クライアントと接していない)読み手とでは、キャッチアップしている情報量に差があることも珍しくありません。なので、そうした行間を埋めるために、「定例会」などの会話の場がある。皆で等しい「共通認識」を作るためには、適切な「コミュニケーション」が必要となるのです。

最初はまだまだ分からないことも多いと思いますが、分からないことを分からないままにせず、まずは臆せず質問をするようにしてください。自分の理解できていること、またできていないことを言葉に落とし込む質疑応答も、大切なコミュニケーションの一つです。また、コミュニケーションスキルを鍛えるには、回数を重ねることも必要だと思います。リモートワーク下において、zoomやSlack等、会話のツールも一通り揃えました。これらをぜひ活用して、先輩を捕まえてどんどん質問してみてください。皆さんにとっては、質問も大切な仕事の一つなのだと捉えてもらえたら幸いです。

二つ目は、一つ目に比べるとレベルが少し上がってしまうかもしれませんが、「物事を俯瞰的に見る」こと。こちらもぜひ、出来るようになってもらいたいと思っています。ここで言う物事とは、具体的には「システムの開発過程」になりますね。

皆さんが実際の開発プロジェクトにアサインされた際、いきなり様々な工程を一気に任せることは出来ませんから、どこか一部分だけを切り取って「タスク」として渡されることになると思います。そして、日々それをコツコツと取り組んでいただく形になる。
そこで、もしも目の前の「タスク」が少し馴染んできたようでしたら、次はぜひ、それ以外のところにも少しずつ視野を広げていってもらいたいな、と思っています。

たとえば、開発しているものが「ECサイト」だったら、どんな商材を取り扱っているのか。「CMS」であれば、どういうコンテンツを配信しているのか。そもそも、今回開発しているシステムの「特徴」は何なのか。
そうしたシステムの全体的な情報を把握し、そのうえで自分に割り振られたタスクを適切に進める。たとえば、「この機能はどういう目的で実装されるのか」、「どういう結果(パフォーマンス)が求められているのか」などを考えながら開発するということですね。こういうことが出来るようになると、業務知識の幅が広がり、IT技術者として一段レベルアップしたと言えるのではないか、と思います。

皆さんはこれから様々なプロジェクト、もといタスクにチャレンジすることになるかと思いますが、この二つはぜひ、どこか頭の片隅に置いておいてもらえたらと思います。
皆さんのこれからの成長に期待しています。良いIT技術者となり、今後の会社を支えていってください。」

真剣な面持ちで耳を傾ける新入社員のお二人……。

続いて、参列者の皆様からも激励のお言葉をいただきました。

CTO(最高技術責任者)小宮:

「CTOを務める小宮です。 新卒面接の時にお二人とは顔を合わせていたかな、と思います。ご入社、おめでとうございます!

CTOとは、ざっくばらんに言ってしまうと、会社の技術的なことを全般的に担当するポジションを担っています。みんなを技術的なことでフォローしたり、会社の文化を作ったり……あとは社員(エンジニア)が楽しめるような、イベントや勉強会……そうしたおもしろい仕掛けを考えることも仕事です。
技術のことでも、そうでなくても、なにか困ったことがあったらいつでも声をかけてください!

近日中で言うと、4月にさっそく社内勉強会の予定を立てています。もしよければ、業務の合間を縫ってぜひ参加してもらえたら嬉しいです。きっと面白い話が聞けるはずなので!」

デジタルイノベーション事業部 石田:

「デジタルイノベーション事業部の石田です。よろしくお願いいたします。
皆様、ご入社おめでとうございます。

デジタルイノベーション事業部では、Azure(クラウド)の活用、およびMicrosoft技術に特化したシステムソリューションを提供しています。またもう一つの柱として、ブロックチェーンやAI技術を、ビジネス的に活用しようという動きを作っていくことも担当しています。

お客様のご要望に合わせたシステムを、クラウド上で実現する。あるいは、Microsoft社の技術も日々進歩していますから、C#をメインとしつつも、様々な最新技術を取り入れた新たなフレームワークを開発し、ソリューションしていく。電気通信大学と産学連携の上に研究・開発した「進化計算AI」を活用したビジネスを提案するなど。今後も色々と可能性に満ちたことを手掛けていきたいと思っています。

また、文教事業部とは技術的な関連性も近く、社員同士の交流もあります。今後、そうした形で皆さんとも携わっていけたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。」

文教ソリューション事業部 小谷:

「文教ソリューション事業部の小谷です。ご入社、おめでとうございます。

文教ソリューション事業部はその名の通り、学校業務に関するシステムを構築する、というのがメインの仕事になっています。事業部の中では大きく分けて「基幹サービス部」と「情報サービス部」という組織に分かれています。「基幹サービス部」は学校業務の「基幹」となる教務システムを主に構築しており、「情報サービス部」は学生さんに使用していただくポータル系サービスや、他のシステムとの連携部分を構築するお仕事を担っています。

今回、新入社員の田部井さんには、この「情報サービス部」に入ってもらい、様々なプロジェクトに関わっていってもらいたいと考えています。

この事業部の始まりは、もともとは「国士舘大学」様での教務システムを構築したことによるものです。この流れを組んで、より汎用的にお客様に提供できるものとしてパッケージ化したのが、自社システムの「Dodai campus」になります。今では様々な学校のお客様にご愛用いただいている、弊社の目玉商品のひとつになりました。

「情報サービス部」では、高専のシステムを担当したこともあります。田部井さんは高専出身とのことで、今後の業務でもしかしたら親和性が感じられるプロジェクトが出てくるかもしれませんね。
これからどうぞよろしくお願いします。」

システムライフソリューション事業部 本多:

「システムライフソリューション事業部の本多です。入社おめでとうございます!

システムライフソリューション事業部は、会社の中では今一番人数が多い事業部門になっています。
内部構造としては、まず「サービスインテグレーション部」。オープンソース技術を中心に、民間企業系のクライアントから来た要望を元にシステムを開発する、という仕事をしています。主なアーキテクトとしては、現在はRuby on Railsを担いでいます。

そして「システムサポート部」。今回、新入社員の吉永さんに入っていただくチームですね。ここはサービスインテグレーション部とは異なるアーキテクトで動いています。現在のメインはPHP。入社前の内定者アルバイトの時にも少し案件のお手伝いをしてもらいましたが、それ以外にも最近はe-ラーニングシステム「moca」のサポートを担当しています。

細かい内容はまた後日説明したいと思いますが……吉永さんの今後の活躍に期待しています。一緒に頑張っていきましょう!よろしくお願いいたします。」

経営管理本部部長 大城:

「経営管理本部部長の大城です。ご入社、おめでとうございます。

私からお伝えしたいことはひとつ、手短ではありますが、ぜひ今までお世話になったご両親に感謝の気持ちを伝えてください。今回上京するにあたり、工面してくださったこと、手配してくださったことが色々とあると思います。それはとても温かくて、有難いお気持ちなのだということ。

暫くは慣れないお仕事や生活で慌ただしい日々が続くかもしれませんが、落ち着いたタイミングで構いません。ぜひ、これまで育ててくださったご両親に感謝の気持ちと共に、元気でやれているよ、という連絡をしてください。きっと安心されますし、喜ばれることだと思います。」

新入社員の皆様からも、自己紹介と意気込みの一言をいただきました!

吉永くん:

「この度、ご縁をいただき入社することになりました。吉永です。 私は愛知県の名古屋市にあるトライデントコンピュータ専門学校で、Webデザインやプログラミングを勉強していました。
これから一人前の技術者として働いていけるよう、日々コツコツ努力していきたいと思います。
どうかご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします!」

田部井くん:

「長野県にある、長野工業高等専門学校出身の田部井と申します。 高専では、電子情報工学科というところで主にプログラミングを勉強していました。
Web開発の経験はなく、なのでまだまだ技術的にも知識的にも未熟な点が多いと思います。
これから勉強して、色々覚えて、頑張っていきます!よろしくお願いいたします!!」

✧(*´꒳`*ノノ゙✧パチパチ………

~配属辞令書授与の様子~

最後に、皆さんでの集合写真!

……と、やる気に満ちたフレッシャーズの写真!

吉永さん、田部井さん、ご入社おめでとうございます!!
これから一緒にがんばっていきましょうね!!!^▼^

それでは、また次回の記事でお会いしましょう~~★