Kaigi on Rails 2023 参加レポート (@tk0miya)

先日開催された Kaigi on Rails 2023 に参加してきました。

前回から参加するようになったので、今回で 2回目です。

弊社からは 9名が参加していました (半分はリモート参加)。

僕が聞いたトーク

私が現地で聞いたのは以下のトークでした。

• 準備中 by zzak
• Rails アプリの 5,000 件の N+1 問題と戦っている話 by makicamel
• 生きた Rails アプリケーションへの delegated types の導入 by mozamimy
• Exceptional Rails by Shinichi Maeshima
• 初めてのパフォーマンス改善〜君たちはどう計測す(はか)るか〜 by Fu-ga
• Simplicity on Rails – RDB, REST and Ruby by MOROHASHI Kyosuke
• 技術的負債の借り換え on Ruby and Rails update by ginkouno
• seeds.rbを書かずに開発環境データを整備する by gogutan
• Active Record クエリクイズ by Masataka Pocke Kuwabara
• Railsの型ファイル自動生成における課題と解決 by Yuki Kurihara
• テーブル分割で実現するdeviseの責務の分離と柔軟な削除機構 by Naoto
• 管理機能アーキテクチャパターンの考察と実践 by ohbarye
• APMをちゃんと使おうとしたら、いつのまにか独自gemを作っていた話 by kokuyouwind
• 数十億のレコードを持つ5年目サービスの設計と障害解決 by KNR
• Railsアプリにパスワードレス認証を導入した知見 by 河野裕隆
• Hotwireを使って管理画面を簡単にプチSPA化する by yamataka22
• A Decade of Rails Bug Fixes by byroot

印象に残っているセッションは moro さんの Simplicity on Rails ですね。

ちょうどチームでもリソースってなんだろう、Rails の気持ちがわからなくなってきた、というメンバーがいて勉強会をやろうとしていたところだったのでタイムリーでした。

まさにシンプルにまとめられていて、わかりやすく言語化されているトークでした。

https://speakerdeck.com/moro/simplicity-on-rails-rdb-rest-and-ruby

他には Fu-ga さんや byroot さんのトークなどを聞きつつ、事実を着実に積み重ねていきつつ、ものごとに当たっていくことについて、いかに自分が手を抜いているのかを思い知らされました。作業ログ、再現性、データなどなど、伝わりやすいような作業をしていきたいですね。

型の座談会が開かれました

2日目の午前中、ruby-jp slack の #types 部屋に参加している人を中心として型の座談会が開かれました。

普段は slack でゆるく繋がっていた方たちと直接お会いできて、困っていることや考えていること、実践している内容などについて、情報交換ができたのはよかったです。

定期的にこういう集まりをやりたいね、という話が出ているので今後も楽しみですね。

来年に向けて

帰り間際に余剰分のスピーカー Tシャツを頂きました。

今回は落選してしまいましたが、来年はスピーカーになるぞ、という覚悟でいただくことにしました。

今年は倍率が 3倍ほどだったと聞いていますが、来年はそれを乗り越える魅力のあるアウトプットをしたいですね。