SI部の ichikawa です。
2025年4月16~18日に愛媛県松山市で開催されていた RubyKaigi 2025 に参加しました。
RubyKaigi 初参加です。
入口に暖簾が!
今までもほぼ毎年開催されていたことは知っていたのですが、個人的に経費申請という作業が苦手で参加していませんでした。とはいえ、会社の仕組み的には割と簡単に経費申請できると思います!
今回は意を決して参加しました。とても有意義な時間を過ごせました。
3日間の開催のうち、個人的に特に印象に残ったセッションや話をまとめました。
「『このコードは Ruby のコードである』というのはどうやって判断しているのか?」という問いかけに対し「改めて言われるとどういう仕組なんだろう」と興味を引きました。
文法や文の構造が大きな役割を果たしていて、それらを解析している Lexer や Parser などの話が出てきました。
Lexer や Parser は仕事で作っているアプリケーション内の gem のバージョンを上げる作業時に時々見かけることがあるので、新たな気づきを得ました。
Ruby の #send
を中心に使った GitHub のセキュリティインシデントについての話でした。
英語での発表だったのですが、スライドに例となるコードが書いてあるため理解の助けになりました。
環境変数などの機密情報に意図せずアクセスできてしまうのは怖いですね。
個人的に Ruby を使ってマイコンを動かすことを考えたことがなかったので「できるのか!すげー!」という雑な感想が先行していました。
個人セッションと Lightning Talks の両方で、様々な種類の話がありました。
こういう実物を見ると興味が湧きますね。
初参加ゆえの視点ですが、イベント自体で印象に残ったこともあります。
メールで送られたチケットデータを Apple Wallet に登録しておいて、当日会場で登録したデータの QRコードをかざすことで入場の手続きができました。
飛行機の手続きみたいですね。
技術を使った取り組みを見るとすごくワクワクします。
例えば日本語で発表が行われている場合、スライドの上や別モニターなどに発表者の発言を英語に翻訳した字幕が出ていました。
色々な国の方が来ているので、日本語が分からない方もセッションを楽しむことができます。
登壇者は事前に翻訳者と打ち合わせをしているとか。
会場内でお昼やおやつタイムに配っていました。
会場内には企業ブースもあるのですが、そこでも企業の方がおやつやジュース等を配っていました。
夢みたい
今回参加するにあたって RubyKaigi と往復の飛行機チケット代、宿泊費の一部は会社の支援制度で出してもらいました。
金銭的なハードルはかなり下がり、 Ruby への知見を得つつ、現地で美味しいものを食べたりお隣の県におうどんを食べに行ったりできました。
ありがとうございます。
土日使って延べ4件のうどん屋さんに行きました
今回の RubyKaigi では、うちの CTO である tk0miya が登壇していました。すごいですな!
また、会場では気さくに話しかけてくれた方もいました。ありがとうございました!!
開催に携わった方や参加した方はお疲れ様でした!!!
RubyKaigi 2026 は北海道の函館で開催するようです。
一度経費申請を経験してしまえばなんのその(多分)。
来年も参加できたらいいなと思いました。